オリゴ糖は便秘にすごくいいんです! オリゴ糖の性能とその効果を実体験を交えて検証します。
人が生きていくのに必要な栄養素の一つに炭水化物がありますね!
これはその大きさによって、三種類に分けられるんです。
中でも一番小さく、分子の構造上それ以上分解されない最も小さい単位が、
ブドウ糖や加糖などで、これらは『単糖類』と呼ばれています。
オリゴ糖とは、この単糖類が2〜10個結合したものをいいます。
ちなみに、この単糖類が数10個〜数1000個つながったものが「多糖類」です。
オリゴ糖の「オリゴ」は、少ないという意味のギリシャ語からきていて、
「少糖類」とも呼ばれています。
結合の個数によって、細かく分類されているんです。
一般的には、砂糖や麦芽糖もオリゴ糖の仲間ですが、
主に、ビフィズス菌を増やす働きがあるものを
オリゴ糖と呼んでいます。
オリゴ糖は、その結合している単糖の個数などによって分類されるんです。
「フラクトオリゴ糖」は、甘味度は砂糖の60%で、
野菜やハチミツに少し含まれているもので、
便秘や肥満に効果があると言われています。
また、虫歯になりにくい甘味料として有名ですね!
「イソマルトオリゴ糖」は、甘味度は砂糖の50%で、
主にハチミツに多く含まれています。
味噌や醤油などにも含まれ、うま味やコクを引き出しています。
「大豆オリゴ糖」は、大豆に含まれている多種少糖類のことで、
カロリーは砂糖の半分で、他のオリゴ糖よりも少量で、
ビフィズス菌の増殖が期待できるとして注目されていますね。
「ガラクトオリゴ糖」は、甘味度は砂糖の40%で、乳糖をアルカリ処理したものです。
これは、ビフィズス菌の増殖に非常に効果があります。
「乳糖オリゴ糖」は、甘味度は砂糖の60〜80%で、ほとんど消化されません。
そのため、ダイエットに適しているといわれているんです。
「キシロオリゴ糖」は、難消化性で飲み物やお菓子などに使われています。
「ビートオリゴ糖」は、甘味度は砂糖の約20%で、
植物の世界に広く存在し、アトピーに効果があると言われています。
オリゴ糖は、アスパラや玉ねぎなどの野菜や、
はちみつなどに含まれていますが、少量です。
現在は色々な食品に含まれていますが、
ほとんどは、人工的に作られたものに含まれている傾向にあります。
低カロリーなので、いろいろな食品に含まれているんです。
甘味料だけを見ても、色々な種類のものが出回っているので、
ダイエット中の人が好んで使用しています。
その理由は、糖質なのに、カロリーに吸収されずらいからです。
他にも、清涼飲料水・キャンディー・お菓子・乳製品・ヨーグルトなどがあります。
サプリメントなどもたくさん発売されています。
健康に気をつけている人が、便秘や下痢の解消、
ビフィズス菌の増加などの目的で、これらの食品を好んで食べています。
現在、便秘に悩んでいる人は、とても多いといわれています。
特に女性に多いみたいです。
便秘は、万病のもとと言われているほど、
深刻な問題なんです。
オリゴ糖には、腸内の善玉菌の代表である、
「ビフィズス菌」を増やす働きがあることが解明されています。
腸内では、善玉菌と悪玉菌が日々戦っています。
どちらかが減るともう一方が増えるというしくみなので、
善玉菌であるビフィズス菌が増えると、
悪玉菌は必然的に減るわけです。
ビフィズス菌に効果的なのがこのオリゴ糖なので、
餌をもらったビフィズス菌がますます増えて、
腸内環境がよくなり、便秘も解消されるというわけです。
また、食物繊維と同様に、余分なコレステロールも吸収して排出してくれるので、
一石二鳥ですね!